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松くい虫Q&A

マツノマダラカミキリはどのくらい移動距離があるの?
一般的に数百メートルから2キロメートルと言われています。
松くい虫被害を受けたら伐倒すればいいのですか?
被害木には多くの場合、マツノマダラカミキリの幼虫が棲息しており、5月下旬から成虫になって外に飛び出してくるため、まだ幼虫のうちに幹ごと処理(殺虫)することが重要です。したがって、被害木を伐倒するだけでは被害は拡大します。
被害を受けたマツは回復するのですか?
残念ながら松くい虫被害を受けたマツは回復しません。被害を受けた場合、健全なマツへの被害拡大を防ぐためにも伐倒し、焼却処分することが大切です。
夏が高温・少雨の場合、被害が拡大するの?
夏が高温の場合、マツノマダラカミキリの羽化時期が早まり、活動が活発になると同時に産卵の期間も長くなります。また、少雨であると、マツ樹体内のマツノマダラカミキリの幼虫や蛹、成虫の死亡率が低くなり、その結果個体数も多くなり、被害が拡大すると考えられています。
マツは松くい虫被害以外にどのような病気があるの?
マツは松くい虫以外に、葉ふるい病、赤斑葉枯病などの葉の病気や、マツカレハ、マツノキハバチなどの葉の害虫など、病害虫被害が多い樹木です。なお、出雲市では、庭木や築地松などが病害虫被害を受けたときの診断や、防除方法などの助言を行う「出雲市樹医センター」を設置しています。専門知識をもった樹医が無料で診断・助言を行いますので、マツなど樹木の様子がおかしいと感じたら、お気軽にご相談ください。
抵抗性マツって何?
島根県は松くい虫対策の一環として、松くい虫に抵抗性のあるマツ類の育種事業に力を入れています。現在、アカマツ25クローン、クロマツ9クローンが中山間地域研究センターにより選抜され、その選抜されたこれらの抵抗性マツ類の各クローンは緑化センターで増殖し、平成19年度から種子供給を開始しました。さらに、クロマツについては、検定対象となるクローンを増やし、より安定した抵抗性をもつ育種の生産をするため、平成13年度から2次選抜を開始し、平成19年度からは国と協働してクローン追加のための選抜事業を実施しています。
樹幹注入の薬剤効果はどのくらいの期間なの?
以前は数年でしたが、今では最大で7年間の薬剤登録が取れているものもあります。しかし、年月が長くなればなるほど薬剤濃度も低下しますので、樹幹注入を施工しても枯れてしまうマツが発生します。
現在、出雲市では松くい虫防除計画区域内の樹幹注入の更新は5年を目処に実施しています。
樹幹注入の薬剤量と費用はどの程度必要なの?
マツに注入する薬剤のアンプル数はマツの胸高直径によって異なります。胸高直径が10cm~15cmのマツの場合1アンプル、15cm~20cmで1.5アンプル、20cm~25cmで2アンプルとなっています。薬剤メーカーによって1アンプルの薬剤量は異なりますが、胸高直径に対する必要アンプル数はほとんど同じです。
なお、費用は1アンプルあたり、作業代も含め、およそ3,500円~4,000円程度です。
樹幹注入は誰でもできるの?
松くい虫被害から大切なマツを守るためには樹幹注入が効果的です。しかし、樹幹注入もマツによって薬剤の注入量、注入位置などが異なり、また、適正な時期に施工しないとその効果が発揮できません。
このように樹幹注入の施工には専門性を要しますので、出雲市では、市民の皆様が築地松や庭松に対して樹幹注入を実施される際、専門業者を紹介しています。
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