カエデ(モミジ)

幹が食害され樹勢が弱る

ゴマダラカミキリ

【症状、被害】

 2年に1回くらい発生します。
 成虫の体長は3㎝前後で、全身が黒く、白い斑点(まだら模様)がよく目立ちます。
 成虫は6~8月に現れ、加害樹は幅広く、果樹や街路樹にも発生します。
 メスは樹皮を傷つけ、産卵し、幼虫は材部を食害し成長します。
 幼虫が浸入した樹木には穴があき、木くずや樹液が出るようになり、ダメージを負った樹木は枯れることもあります。

【防除、対策】
  1. 見つけ次第、成虫および卵や幼虫をは捕殺(駆除)する。
  2. 虫糞が出ている排出孔にノズル式園芸用キンチョールEを注入する。
  3. 枯れ枝部は切断後トップジンMペーストを塗布する。
ゴマダラカミキリムシ
ゴマダラカミキリムシ
カミキリムシ侵入痕
カミキリムシ侵入痕
カミキリムシ成虫
カミキリムシ成虫
カミキリ成虫の脱出痕
カミキリ成虫の脱出痕