この虫は葉を巻きこんで幼虫で冬を越し、年に3~4回発生します。
幼虫は冬眠せずに冬でも気温の高い時には食害を続けます。
最初の成虫は4月上旬~5月中旬に発生し、主に葉の表面に数十~数百粒の魚の鱗のように卵を産み付けます。
2回目以降の被害が大きいので注意が必要です。
ほかにも、ヤマモモ、イヌツゲなどにも発生する。
年に2~3回発生します。
樹皮の割れ目などで卵で冬を越し、成虫は5月中旬~6月と7月下旬~9月上旬に現れ、葉の裏に300~700粒を産卵します。
幼虫(毛虫)は黒色で長い白い長い毛で覆われており、6月上旬~7月中旬と8月中旬~9月頃に現れます。
幼虫は糸を吐いて袋状の巣を作り、その中に群がって葉肉を食し、葉皮と葉脈を残すため、加害葉は白くカスリ状になります。
年に2回発生します。
枝や葉の裏に卵塊で冬を越し、4月中旬にふ化します。
幼虫は4~5月と7~9月に現れ、老熟すると地表に降りて薄い繭を作りサナギになります。
成虫は6~7月と10~11月に現れます。
メスの成虫はあまり飛ばないので、同じ場所に続いて発生する傾向があります。
※低い木では、園芸用のキンチョールE、ガダンAなどのエアゾール殺虫剤の噴射もいい。噴射するときに近距離から噴射すると、植物が凍傷を起こすので、30㎝以上離して噴射する。