トップページ樹木診断症状と対処方法ツツジ(サツキ)葉に白いカスリ状の小斑点(まだら模様)

ツツジ(サツキ)

葉に白いカスリ状の小斑点(まだら模様)

ツツジグンバイ

【症状、被害】

 年に4~5回発生します。
 成虫は落葉の下などで冬を越し、4月頃に葉の裏の組織内に産卵します。その後は、成虫・幼虫・卵が混在します。
 葉の裏側は、黒いヤニ状のもの(排泄物)でとても汚くなります。

【防除、対策】
  1. 4頃から葉の裏を注意して見て、発生を認めたら、スミチオン乳剤(1000倍)、オルトラン液剤(250~500倍)、花セラピーの原液のいずれかを散布する。
  2. スプレー剤では、園芸用キンチョールE、武田スミチオンスプレー、ベニカエーススプレー、オルトランC、オルトランS、カダンD、花木用ハンドスプレーなどがある。
  3. この虫は、繁殖力が旺盛であるため再度発生しやすいので、長期間発生を抑えるには、ダイシストン粒剤を株元に施用する。