【症状、被害】
この病菌は糸状菌の一種で、しおれた花にできる菌核が地上に落ちて冬を越し、翌春4月頃に皿状のきのこを作り伝染源となります。
花期に好天が続く時は花が終わるころに発生し被害が目立たないが、雨の多い時には蕾の時期から発生し、花が満開になるまでに変色やしおれる被害が出ます。
【防除、対策】
- 花の病気であるため薬剤散布は薬害が出るので、しおれた花を丁寧に摘み取り焼却する。
- 4月に入ってから10日おきに2回、発生株の根元周りにキャプタン剤(400倍)(キャプタン水和剤80かオーソサイド水和剤80)かベンレート水和剤(2000倍)を散布する。