【症状、被害】
発病は5月上旬~10月頃です。
春から秋にかけて葉の表に白色粉状の菌体を生じて次々に伝染を繰り返して広がり、枝葉全体が小麦粉を撒いたようになります。
秋の終わりには、白色の菌体の上に黒色の粒上の物を多数作り冬を越します。
冬の寒さを越した変色した葉は、そのまま翌年の伝染源となります。
【防除、対策】
- 病落葉を集めて焼却する。
- 冬期に石灰硫黄合剤(20~30倍)を散布する。
- 生育期には変色した葉を発見次第摘み取り、焼却して伝染源を取り除き、トリフミン水和剤(3000倍)かミラネシン水溶剤(1000倍)を月1~2回散布する。特に6月~7月の発病初期の散布が有効。
ハナミズキ