【症状、被害】
各種針・広葉樹に羅病します。
樹木の枯れ枝や傷口から内部(幹や太い枝)へと感染する病気の総称です。
糸状の菌が侵害する位置によって、「幹心腐病」「幹辺材腐朽病」「根株辺材腐朽病」に分けられ、腐朽が進みます。
木の樹皮がはがれたり、変形したり、枝折れが起こり、キノコが確認される場合もあります。
【防除、対策】
- 腐朽部分を除去し、傷口に保護剤であるトップジンMペーストを塗布。
- 腐朽部分の程度により、【外科手術】をする。
- 地際の土壌が大切なので、根の周辺に酸素を供給するなど通気性・透水性を保持し、樹勢の回復を図る。