ゴヨウマツ(ヒメコマツ)

葉が褐変

マツノオオアブラムシ

【症状、被害】

 年に10数回発生します。
 年中樹木の上で生活し、11月まで繁殖活動をします。
 幼虫の発生は3月下旬~4月上旬で、小枝やマツ葉に集団で生活をし、吸汁して加害します。「すす病」を発生します。 すす病の詳細はこちら

【防除、対策】
  1. 冬期にマシン油剤乳剤(40倍液)を散布し、春の発生を抑える。
    (※冬期にマシン油乳剤を使用する場合、なかなか水に溶けにくいため、お湯でかきまぜながら徐々に水を加える。)
  2. 4~5月以降は、発見し次第、スミチオンなどの乳剤(1000~1500倍液)を散布する。

すす病

【症状、被害】

 主に葉に発生し、枝・幹・果実にも発生し、表面が黒いすすに覆われたようになります。
 すす病菌は高温を好み、夏に多発します。
 原因は、植物に寄生しているカイガラムシやアブラムシの排泄物に菌類が二次的に寄生して繁殖するためです。
 そのため、原因となった害虫を駆除する必要があります。

【防除、対策】
  1. 休眠期の12月~3月に、薬剤(マシンオイル乳剤)を散布し、害虫を駆除。
  2. 幼虫発生時は、スミチオン乳剤で対処できる。

 大事なのは害虫を寄せ付けないことです。
 日当たりや風通しの悪いところに発生しやすいため、生育環境を良くすることも重要です。

ウメモドキ
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百日紅
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タブ
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クロガネモチ
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